2009-09

book

内田百けん, 第一阿房列車

なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思うの出だしで有名な旅行記。特に目的のないユルい旅に、内田先生とそのお供であるヒマラヤ山系のトボケた掛け合いと、脱力しながらもクスクスと楽しめる。
diary

新潟出張

お仕事で新潟へ出張。新潟は実は初上陸。新潟駅前は思っていたよりも栄えていたが,まさにミニ東京と言った感じで,不便ではないが面白くもない深夜の終電後に新潟駅の万代口側から南口側へ抜けようとすると、ものすごい大回りを強いられるのは勘弁して欲しいさすがに魚と米は美味しい上越新幹線はトンネルばかりで、通信が途切れる区間が多い。仕事をするなということだろうMaxではないほうのときの各車両の最前列の座席は,まともなテーブルがないのでPCを使うのに非常に不便。仕事をするなということだろう
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中村秀樹, これが潜水艦だ 海上自衛隊の最強兵器の本質と現実

さすが元海自の潜水艦長が書いただけあり、潜水艦の存在意義からその実体まで良く押さえられている。所々、身贔屓が過ぎる所や自衛隊批判が鼻につくが、これも愛の鞭だろう。潜水艦の入門書としては間違いなくおすすめできる。
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冷泉彰彦, 民主党のアメリカ 共和党のアメリカ

米国の二大政党の仕組みとそれぞれの対立軸は良く取り上げられるが、その原則では説明できないねじれの部分も多い。例えば共和党は小さな政府を指向しているにもかかわらず、なぜ小ブッシュ政権はあれだけの財政赤字を積み重ねてしまったのか、など。そういったねじれにいたった経緯や、歴史的な対立軸の推移などがきちんと押さえられているのは外国人にはありがたい。
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我孫子武丸, 殺戮にいたる病

実は全然読んだことのない ("かまいたちの夜" は一度だけプレイしたけど) 我孫子武丸の代表作とのことで読んでみたが、気持ちよく騙され、最初に戻っての二度目の読書を楽しんだ。あまりミステリには詳しくないが、今はこの種の作品がトレンドなのだろうか。
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松原岩五郎, 最暗黒の東京

1893年に出版された "最暗黒之東京" を底本に、新仮名遣いに改め再編集されたもの。著者の松原は文学者でもあったため少々文章が走りすぎるところもあり、単なるレポートと言うよりは記録文学といった趣。場末の木賃宿、貧街、残飯屋、人力車夫など、明治時代の日本の底辺の記録が生々しく、とても高々100年前のこととは思えない。この時代の数少ない下層社会の生の記録であるので、ぜひとも読んで欲しい。