TRIZの解説本だが、TRIZの説明そのものはあまりなく、TRIZを利用する実例が中心。
TRIZを学ぶ一冊目としてはお勧めできないが、既にTRIZの発明原理などを学んだ上で実際の活用事例を知りたい向きには悪くない。

先日、運転免許証を更新してから、Suicaとの干渉がひどくなった。Suicaで改札を通り抜けようとするときに近くに免許証を入れておくとエラーとなることがある。
更新前の免許証もすでにICカード化されていたはずだが、エラーの頻度は低かった。更新後の免許でエラーの頻度が上がった理由は分からないが、ICカードの仕様が少し変わったか、それとも個体差か。
いずれにせよあまりに不便になってきたので対策を講じることにした。一番簡単なのは免許証をSuicaとは別に保持することだが、貴重品を分散させると散逸する自信がある。そこでやむなく、免許証をアルミ箔で包むことにした。これで改札でのエラーはほぼ0となった。見た目が貧乏臭い以外は今のところ特に問題なし。
以前から一度は試してみようと思っていたトラックボール生活をようやく始める。まずは、お手頃価格のLogicoolのエントリーモデルから。
本体全体を手のひらで包み込んで、人差し指、中指、薬指の3本でボールを転がすタイプ。さすがにLogicool製品だけあって、値段の割にはハードウェアの品質は高く、ボールの回りもスムーズ。
左右のボタンは親指と小指で押すことになるが、大ボタンの押下は特に問題ない。問題は補助的に使う小ボタン。親指側は指を自然に曲げるだけで触れるが、小指側はどう押すべきかがよく分からない。小指か薬指の腹で押すことになるのだろうが、どちらにせよあまり高い頻度で押す動作を割り当てるべきではない気がする。
普通のマウスとの違いで最も困るのはホイールが付いていないこと。ここはソフト的に解決する必要がある。付属ソフトをインストールすることで、少ボタンとボールの組み合わせをホイールの代用にできるが、今ひとつ使いにくい。小ボタンを押している間だけホイールとして動作するのではなく、少ボタンを押すとホイールモードとの切り替えになるというのがその理由。いちいち小ボタンを押してモードを戻さなければいけないのが面倒くさい。そこで代わりに使用することにしたのがWheel Ballというフリーウェア。こちらは小ボタンを教えている間だけホイール動作させることができる。
このホイールの問題さえクリアしてしまえば、実に快適に生活できる。広い画面を使っている場合、ボールの慣性を利用できるのはやはり便利。トラックボールの弱点としてよく挙げられるドラッグ動作もそれほど気になるものではない。強いて問題点を挙げるのならば、最近のブラウザ等でよく使用される、右クリックをしながらのジェスチャ入力くらいか。これは少し慣れが必要かもしれない。
近頃一部で人気のGTD (Getting Things Done) の入門書。
GTDの考え方自体は非常に納得できるもので、かつ始めるに当たってのリスクも低いので始めてみるつもり。ただし、完全にメンテナンスフリーな方法というわけではなく、週次レビューでのメンテナンスが必須の様に見えるので、それが続けられるかだけが懸念点。
ToDoを行動レベルまで落とし込む、リマインダは行動の種類 (電話をかける、PCでの作業など) に分類するというルールは合理的。言われてみれば当たり前に見えてしまうが、なかなか気づかないもの。
資料のファイリングにおいて素朴にカテゴリ分類を勧めている点だけは違和感がある。散々分類に失敗して「超」整理法に流れ着いた身としては手放しで賛同できない。
キャッチーな表題通りの内容。米国の社会、経済、宗教、政治などの諸問題を面白おかしく。
冗談の様に見えつつも嘘でもないエピソードが多いが、ソース不詳のネタも多いので話半分に。気取らない文体で気楽に読めるエッセイ集としては悪くない。
前巻でついに神々の黄昏 (ラグナロク) 大戦編も終わり新章の獅子の血族編へ。今回は内政が中心で民主党ネタも絶好調。
なお、特装版は "第一次ラグナロク大戦報告書" の小冊子とポストカード、シールが付属する。
所用で野沢温泉村に行ったので、K岡氏、K田氏と共にスノーシューイングを楽しんでみる。
より大きな地図で 野沢温泉村 スノーシュー を表示
先日読んだはじめてのGTDに触発されてGTDを初めることにした。
GTDは本質的にはツールにこだわらない仕組みなので、紙とペンだけで初めても良いのだが、手間を考えるとやはり専用ツールを使った方が楽ができる。 ToDo管理ソフトは大量にリリースされているが、以下の基準で選定した。
上の条件を元に、いくつかのツールを比較してみた。
| ツール名 | GTD向け | マルチデバイス | UI | 継続性 | 価格 | 日本語 |
| Doit.im | ○ 完全にGTD向けな設計 | ○ Web, PC, iPhone, Android対応 | △ デザインは悪くないが、WebとiPhone版を試した限りではややもっさり感がある | × 中国のスタートアップでありビジネスモデルも不明なため、いつまで続くかわからない。データのエクスポートも不可 | ○ 完全無料 | ○ 日本語も問題なく通る |
| Action Lists | ○ 完全にGTD向けな設計 | △ iPhone専用だが、Toodledo用の豊富なツールが使える | ○ GTD向けに練られたすっきりしたデザイン。動作も軽快で、Toodledoとの同期も意識させないレベル | ○ データは全て実績のあるToodledoに預ける形となる。Toodledoからはcsvとしてエクスポート可能 | ○ 850円の買い切り | ○ 日本語も問題なく通る。インタフェースも日本語対応 |
| Appigo Todo | △ 機能豊富で、GTD的で無い運用もできてしまいそうな印象 | △ iPhone専用だが、ToodledoやRemember The Milk用の豊富なツールが使える | △ 機能豊富なだけあって、やや盛り込まれすぎている印象 | ○ データは実績のあるToodledoやRemember The Milkに預けるので安心 | ○ 450円の買い切り | ○ 日本語も問題なく通る。インタフェースも日本語対応 |
| Toodledo | △ 元々は一般的なToDo管理ツールなので、GTD専用ではなく、あまりGTD的ではない操作もできてしまう | ○ Web, iPhone, Android用はもちろん、大量のサードパーティ製のツールも使える | △ ToDoツールとしては良くできているが、GTD的に利用しようとすると細々と不満がある | ○ ToDo管理ツールとしてはRemember The Milkと並ぶ定番なので、ある日突然無くなる可能性は低そう。いざというときもcsvやxmlの形式でエクスポートできるので安心 | ○ iPhone版のアプリは170円の買い切り。また、Web版の機能をフルに使おうとすると$14.95~$29.95/yearのオプションを購入する必要がある | ○ 日本語も問題なく通る。インタフェースは英語のみ |
結論として、Action Listsを使用することにした。Doit.imとは最後まで迷ったが、やはり明日に無くなってもおかしくないサービスに乗るのは勇気がいる。
先日、Action Listsを利用してGTDを始めることにしたが、Action ListsはiPhone用のみリリースされている。PCから操作するときは、データが同期されている Toodledo 側で行う必要がある。しかし、GTD 専用に設計された Action Lists と汎用目的の Toodledo の間には細かな差違があるので、PC から作業を行う際は少しだけ注意する必要がある。もっとも、あまり気にせずにいじってもデータが破損する様な致命的な問題は起きないので、過度に心配する必要はない。
以下、GTD (Action Lists) の各項目が Toodledo のどの項目に対応しているかを示す。
GTD では全てのタスクはまず Inbox に入るが、Toodledo ではそれに該当するものが存在しない。Folder="No Folder", Context="No Context", Status="None" なものが Inbox にあるタスクとして扱われる。Inbox にあるタスクを GTD のワークフローで処理することは、Toodledo の Folder, Context, Status 等を設定することに相当する。
Toodledo 側から新規のタスクを追加する場合は "Quick Add Task" から名称を入力するだけで Inbox に入る。新規に入ってきた案件をまず Inbox に放り込むところまでは Toodledo 側で何も考えずに行っても問題ないだろう。
GTD の Project は Toodledo では Folder として扱われる。Project の名称もそのまま Folder の名称として使用されるので、特に混乱するところはない。
違いを挙げるとすれば Sub Project の扱いくらいか。Action Lists では Project の下に Sub Project を作成することができるが、Toodledo では Sub Folder を作成することができない。そのため、Action Lists の Sub Project は Notebook 内にメタデータとして Parent Project を保存することで実現している。Toodledo 側で作業をする際は Folder の Notebook を触らない様に注意する必要がある。また同じメタデータ内には "Queue Next Actions" の設定も保存される。
Waiting List, Someday List 等の分類は Toodledo の Status に相当する。Toodledo では "Planning", "Delegated", "Hold" など細かな Status が用意されているが、GTD で使うものは "None", "Next Action", "Active", "Waiting", "Someday" に限られている。このうち、"Active" は Project 内で少し特殊な使い方ができる。Project の設定で "Queue Next Actions" を ON にしておくと、先頭の Status="Next Action" のタスクを完了した際に、次の Status="Active" なタスクが自動的に Status="Next Action" に変更される。
GTD の Context はそのまま Toodledo の Context に該当する。Context はユーザが自由に作成できる。Sub Context は設定できない。
ちきりんの2冊目の単行本。
データをどう読み解くかという方法論が中心。いわゆるコンサルタント的なフレームワークが多く、そういったものに親しい人には新味はないかもしれない。その手の本を初めて読む人ならば、文章は読みやすく実例も豊富なのでお勧めできる。
特に後半の金融市場のアノマリーを行動経済学の視点から読み解いたコラム群が秀逸。そのまま鞘取りに利用できるような内容ではないが、投資家の感情が市場に与える影響について考える良いきっかけになる。
"3D甲子園 プラコン大作" や "かっとび! 童児" などの連載で活躍する傍ら、藤子プロのチーフアシスタントも務めていたたかや健二による懐古漫画。
そこここから藤本・我孫子両先生への憧憬が感じられると共に両先生のお人柄が感じられるのが好印象。また当時のコロコロコミック読者には懐かしい名前が次々と出てくるのも嬉しい。
GTD導入の準備が整ったので、実運用を開始した。
GTDでは、最初に気になっている事項を全て書き出すことから始める。今している仕事、やりかけのこと、気にはなりながら放置しているもの、将来やるかもしれないこと、全てを書き出し、Inbox に積んでいく。覚えているものを書き出すのに加え、手帳のメモ書き、MUAのDraftフォルダにある書きかけのメール、買い物メモ、GTD公式のトリガーリストなどを参照しながら、黙々と作業を進める。この段階では分類や粒度は一切気にする必要がない。
この書き出しの過程にはある種の快感がある。一つを書き出す毎に、頭の中が広くなる感覚だ。GTDの思想として、ToDoの記憶に脳を使うのはもったいない、というのがある。これは裏を返すと、記憶を外部に出すことで脳を目の前の一つの作業に集中させる体制が整うということだが、この段階でもう既にその効果が実感できる。今まで、脳内でのToDo管理にいかに無駄なリソースを消費していたのか。
全てを書き出すのにほぼ半日かかり、300件以上のリストが完成した。
続いて、収集した情報をGTDのワークフローに沿って処理していくことになる。ワークフローを眺めてみると当たり前の様に見え、実際に無意識に同じような処理をしている人も多いと思うが、きちんとした型として見えている効果は大きく、判断に迷いが出ない。
この過程にも数時間かかった。その場で処理できる作業が大量に積まれている人ならばもっとかかるだろう。
GTDでは次にやるべき事項は、すべてNext Actionリストに保存される。つまり、やるべき行動はNext ActionListにあることが保証されているので、実際に行動を起こすときはNext Actionリストだけを参照して行動を選べば良く、他のリストを気にする必要は一切ない。
この心理的な負荷の軽さこそがGTDの本質であると感じる。今までは作業中も他に忘れていることがないか、やらなければいけないことがないかが常に頭の片隅にこびりついていたが、それを完全に追い出せた感覚がある。ここで最も重要な点は、行動の段取りと実際の行動を分離する、という点。行動をしながら次の行動を考えるという心理的な負荷は予想以上に大きいものであると気付く。これを分離するだけで、心理的な負荷は大きく下がる。
1つのタスクで処理しきれない事項はProjectとして扱い、その下に複数のタスクがぶら下がることになる。
ここだけ聞くと非常に明快で問題もないように見え、オリジナルのGTDでも素朴な分類論だけで事足りるように書かれている。しかし、実際には分類につきものの問題点から逃れられない。定期的なReviewを前提としているGTDでは、誤入問題や君の名はシンドロームが致命的な問題になることはないが、いわゆるこうもり問題だけは避けられない。複数のプロジェクトに関わるようなタスクが発生する場合にどちらのProjectに含めるべきかは、運用でカバーするかプロジェクトの粒度を荒くする以外に上手い方法が思いつかない。
GTDのワークフローで特徴的なのがSomeday (いつかやる/多分やる) リスト。普通のToDo管理ではこの種のやるべきかどうか判断がつかない様なものの扱いに困るものだが、GTDではこれをきちんとSomedayとして管理し、週次Reviewに組み込むこととしている。Reviewの度に、これは今始めるべきか否かを検討することになるので、そのまま忘れ去られることがない。
GTDのワークフローでもう一つ目に付くのがWaitingリスト。今までは誰かにお願い事をした後、相手から連絡が来るまで放置してしまうことがあったが (その結果、相手から連絡がなくそのまま忘れ去られてしまうことも多かった) 、それをWaitingとして管理しReview対象とすることで、トリガをかけることが容易になる。
GTDでは日時が確定し、その時にしかできないことやその時に必ずしなければならない様な事項だけをカレンダーに記入する。その日にやりたいことなどは一切書かないのが重要。
私はカレンダー代わりに長年使用している「超」整理手帳を使用することにした。
ReferenceはGTDではあまり重視されている項目ではなく、素朴な分類が推奨されている程度なので、既に導入済みの整理法が機能している様ならばそれをそのまま利用し続けて良いだろう。私は「超」整理法をそのまま利用している。
前項で、行動する際はNext Actionリストだけを見れば十分と書いたが、実際のGTDではさらに行動時の認知的負荷を下げるためにContextという概念が用いられる。
Contextを分ける理由は、その時にやるべきことだけを抽出し、その他を隠すことにある。つまり、行動を決める際の心理障壁をさらにもう一段下げる工夫なので、Contextはその意味で使いやすいように分類するべきである。オリジナルのGTDでは、@Calls, @Computer, @Errands, @Home, @Officeなどが推奨されているが、幾分米国の環境依存に見える。例えば、@Callsが独立している理由として、渋滞中で電話をかけることくらいしかできない、といった場面が挙げられているが、日本の環境では@Callsを独立させる必要性が薄い人も多いだろう。
色々と試行錯誤していたが、結局以下の形に落ち着いている。
GTDは定期的なReviewを前提としたシステムであり、それ抜きでは機能しない。オリジナルのGTDでは週次Reviewが推奨されているが、スマートフォンのアプリケーションと組み合わせることで、細切れ時間に随時Reviewを進めていく使い方も容易になるのでまずはその運用にしているが、いずれ定期的なReviewに落ち着くかもしれない。
一巻がバンチコミックスから出ていたために、二巻が三才ブックスから出ていたのを見落としていた屈辱。
三才ブックス版の二巻を買って読み始めた後に、三才ブックス版の一巻も出ていたことを知る屈辱。
バンチコミックス版の一巻が22話まで収録にも関わらず、三才ブックス版の二巻は32話から収録の屈辱。
収録話数の大半が重なっているにも関わらず、三才ブックス版の一巻を買わねばならない屈辱。
三才ブックス版の二巻でも完結しておらず、しかも三巻が発売される気配もない屈辱。
書いてあることは一つだけで、TOEICは英語の勉強ではなくTOEIC専用の勉強をしないと高スコアは望めない、ということ。
具体的な問題やテクニックは関連書籍へのポインタが貼られているだけなので、一冊で完結していない。また、出題傾向の情報が載っているのは良いが、統計的な数値が一切無いので、著者の感覚だけで語られている様に感じてしまう。
ビッグ錠の表紙に少し不安になるが、内容は非常に真っ当でトンデモ度は低め。
本文は比較食文化論的な内容。食のタブーの起源などやや飛躍のある箇所もあるが、読み物としては面白い。
しばらく使用していたSAVASウェイトダウンの味に飽きてきたので、違う製品を開拓してみる。まずは、amazonの激安大豆プロテインから。
ほぼ脱脂大豆100%で、添加剤は溶けやすくする乳化剤のみ。そのため、必要なビタミンやミネラルは別に補助する必要があるが、別途サプリメントをとっている人にはかえって都合が良い場合もあるだろう。
味はあまり大豆臭さが無く、それほど飲み辛くは感じない。ややダマになりやすいが、これは大豆プロテインの宿命とも言える点なので仕方ないだろう。
著者は銃猟免許もわな猟免許も持っている本物の猟師だけあり、実体験マンガの中では別格の面白さ。
端々から自然や獲物たちへの敬意が感じられるのも好印象。
メジャーリーグを語るときによくしたり顔で語られるunwritten rulesをまとめた本。あまり体系的にまとめた本が無い分野なので貴重。
後半は "野球に関する格言・教訓" でやや水増し気味なのが残念。
comjong.com | twitter | Facebook | 24d